あおウサギ先生の貧血診療所
ホームリンクサイトマップ

貧血って?

どうして貧血が起こるのでしょか。そもそも、体の中で何が起こって貧血になるのでしょうか。血が薄くなるから?厳密に言えば、血液中の赤血球や、それに含まれるヘモグロビンが少なくなり、体中が酸素不足になって起こるものです。では、どんな症状が出てくるのでしょうか。自分で気づいていないだけで、実は貧血だったりしませんか?

貧血の主な症状

貧血になると顔色が悪くなります。肌の赤みのもとになる、ヘモグロビンが不足するため、顔色が悪くなるのです。

爪も白っぽくなり、反り返ってくる場合もあります。息切れや動機の症状も現れるでしょう。これは貧血によって体内の酸素が不足することにより、すぐ息切れを起こしたり、動悸を感じたりするのです。更には、脳も酸素不足になり、めまいや頭痛も起こります。筋肉の酸欠によって、全身の倦怠感などを覚える人もいるでしょう。

厄介なのが、症状が少しずつ進む場合、体が様々な症状に慣れてしまい、貧血だとは気づかない場合もあるということです。自覚症状がないのに、健康診断などで貧血が見つかる場合もあるのです。食事で改善できる貧血ならいいのですが、自分で改善できない貧血もあります。どちらにしても、一度専門医の診察を受けることが大事です。

なりやすい人となりにくい人

貧血になりやすい人、なりにくい人というのがあります。女性で生理が多い人はなりやすく、特に思春期の女性もなりやすいです。

成長期でもあり、筋肉や血液の量も急激に増える時期でもありますので、それだけ体が鉄分を必要とします。この時期の鉄分の必要量は、成人男性の1日あたりに必要な量の3倍にもなります。ダイエットなどにも関心が出てくる年頃ですが、生理も順調になってくる頃でもあり、鉄不足になるのは避けられません。

女子中学生の貧血が顕著に見られますが、成人女性でも、野菜ばかりを食べたりして、偏ったダイエットを行っている人、朝食抜きの人、主婦でも、昼間一人でいるために、昼食をインスタントラーメンや菓子パンなどで済ませてしまう傾向がありますので、こういう人も貧血になりやすいでしょう。

男性は貧血にならない?

男性の貧血というのはあまり聞いたことがありません。だからといって、絶対ならないものではなく、なりにくいのです。それは、男性は、男性ホルモンの影響で、女性よりも赤血球の数が多いからです。

70歳になる頃には男性ホルモンも減少してきますので、赤血球の数に男女差はあまりなくなってきます。女性と違って、毎月一定期間、生理などで鉄分が奪われることもなく、そのうえ赤血球も多いのですから、貧血になりづらいといえるのです。

男性が貧血の場合の注意

貧血になりづらいと言われている男性でも、必ずならないというわけではありません。やはり中には貧血の症状を出す人もいるのです。

女性の場合は生理や子宮内膜症などが考えられますが、男性の場合は要注意です。男性の貧血の場合、慢性的な出血を疑う必要があります。大量に出るものではなく、少しずつどこからか出血している可能性があります。

一番多く見られるのが消化器からの出血になります。胃や腸に潰瘍やガンがある可能性があります。もちろん、これほど大きな病気ではなくても、胃壁に傷がついていたり、痔などで、少量の血が継続的に出ている場合、男性でも貧血の症状が見られます。男性の場合、排泄される鉄分と、体に取り入れる鉄分のバランスがちょうどよく保たれています。慢性的な出血により、このバランスが崩れ、貧血になってしまうのです。男性で、貧血かな? と思ったら、胃腸関係に疾患があるのかもしれませんので、一度病院に行って、診察を受けることが望ましいです。

▲ Back Top